排水性舗装と透水性舗装の違いとは

“排水性舗装とは、雨水を路面に滞水させることなく排水施設に排水
する舗装のことで、高速道路や幹線道路などで採用されています。
走行中のスリップや水しぶきによる視界不良、沿道への水ハネを防
いたり、車の走行騒音の低減に効果を発揮します。
多孔質のアスファルト混合物を表層・基層に用い、その下に不透水
性の遮断層が設けられています。これにより路盤以下は水が浸透で
きない構造となってます。
国内では、1980年代後半より採用され、急速に普及しているのが現
状です。
一方、透水性舗装は、路面の水を路盤以下に浸透させる舗装のこと
で、歩道や遊歩道、駐車場で採用されています。水をそのまま路盤
以下に浸透させるため、下水や河川の氾濫、地下水の涵養、水溜ま
り防止に効果があります。
雨水が地中に浸透・蒸発する際に路面の熱を奪い、舗装を冷却する
ことから気温を下げることができ、温暖化の緩和にもつながります。
現在は車道への導入が行われており、表層・基層にはポーラスアスフ
ァルト混合物が、路盤には瀝青安定処理混合物が使用されています。
透水性の舗装は、排水性よりも早い段階で作られはじめており、排水
性とは効果が異なるものの、人と環境にやさしい点では共通しています。

Comments are closed.