解説!水準点

水準点は、基本測量に用いる際の標高の基準となるものです。これは、
全国の国道および地方道などの道沿いに概ね2キロメートルごとに設置
されています。この地点を利用することで、土地の高さを正確に把握
することができます。これには、国土地理院が測量のために設置管理
するものと、地方公共団体が設置管理するものの大きく2種類あり、
全国にはおよそ22000か所に設置されています。この基準点の中心と
なるものは、東京都千代田区にある国会議事堂前庭園に設置されてい
ます。これには、いくつかの役割があります。まずは、国土の標高差
を正確に把握するということがあります。この数値を用いて、道路建
設や水道工事など様々な工事の際に、測量の基本値として使用されま
す。また、地盤沈下などを監視するということもあります。土地の高
さを確認できるため、前回測量時に比べ高さが下がっていると、その
地点の地盤が下がってきているということがわかるため、この計測値
を用いて地盤沈下の対策などを行うことができます。また、地震予測
などの防災にも使用されます。地震はプレートの沈み込みにより発生
するため、計測値を長期的に確認していくことで、地震の予測や研究
に活用されています。

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